50代のみなさん、20年後・30年後の「人生設計」はできていますか?

「30年後どころか今を生きるのが精一杯」そんな人もいることでしょう。

「今を生きるのが精一杯」だったら、20年後・30年後はどうなっているんでしょうか。ますます高齢者にとって「厳しい世の中」になっていくのですから……

 冒頭から暗い話ですいません。

「オレの人生、この先真っ暗だ……」なんて思わないでください。
 これから先の行動次第で「明るい未来」に変えられる余地は十分にあります。

将来の不安を取り除くために

「将来が不安」
 老若男女問わず、どの世代にも共通して切実な問題になっています。

 わたしたちの親世代は、定年退職した後「年金」+「貯金」で働かなくても暮らすことができました。

 でも、今は状況が大きく変化。親世代の人たちのように「還暦とともにリタイヤし、その先の人生は趣味をしてのんびり暮らす」なんて生活ができる人は稀かもしれません。

 そう、これから先もずっと働き続けないといけない。だったら、生活のために仕事を続けていくのではなく、
「楽しい」
「ワクワクする」
 そう感じながら働きたいと思いませんか?

 人生100年時代。

「今さら遅い」と言っていないで、後半戦を楽しく生きていくためにも、大切なのは「今」行動することなんです

50代からの人生設計

 人生設計というと「賢くお金を貯める方法」のイメージが強いでしょう。
「どの金融商品が利回りが良くて……」といった話を想像しますよね。でもここでいう「人生設計」は貯蓄とか金融商品とかの話ではありません。

 貯蓄や金融商品はある程度の貯蓄期間が必要です。50代から貯めようとすると、支払いがかなりハードになってきます。
 ギリギリ餓死しないレベルの生活をして、浮いたお金を金融商品に回す。そこまでやっても、将来の不安は完全には消えません。

 お金面での将来設計はすべてが仮定の話。「いつから」「いくら」年金が受給できるのでしょうか? 確実なことは誰もわかりませんよね。

 物価や税金、社会情勢、さまざまな要素が絡み合うなか、どんな状況下でも安心できる将来設計って難しそうです。金融商品での対策はやっておくに越したことはありませんが、私が考える老後不安解消術は「スキルを身につける」こと。

「スキル」は一旦身につけたなら、いくつになっても稼ぐ力になります。使ったらなくなるものではありません。むしろ、使えば使うほど、稼げる金額が大きくなってきます。
 もちろん何のスキルを選ぶかによって変わっていきますが……

 今後さらに医学・医療が進歩。それに伴って私たちが働いていられる年齢(=働かなくてはいけない年齢)が高くなります。

 いずれ70代でも仕事をしているのが当たり前になる……?
 もしかしたら80代、90代になっても現役で働いているかも……?

 十分考えられますよね。あなたは80歳になった時、どんな仕事をしているんでしょうね。100歳まで生きられることを考えた「スキル構築」を考えていきましょう。

50代からの人生設計、私が大切にしたいこと3つ

 私が考える50代からの人生設計は「いくつになっても収入を得られるスキル」を構築していくことです。具体的に「何」を「どの様」に構築していくかは、別なブログ記事でお話していきます。

 このブログでは「考え方」について、大切な3つのポイントをお教えします。あくまでも私の考えなので、別な意見もあるでしょう。場合によっては逆の意見もあるかも知れません。
「こういう考え方もあるんだ!」と思っていただければ幸いです。

1)100歳まで楽しむことを意識する

 人生100年時代と言われています。

「100歳まで生きられる人なんて、健康に気を使っている人でしょ。私にはムリ」

 今からでも遅くないですよ。一番大切なのは気の持ち方なんです。たった1度の人生ですから、100歳まで健康でいて人生を楽しみましょう。そのために大切なのは「健康」と「稼ぐ力」です。

2)「志」に従って一貫性を持って継続すれば成功につながる

 過去の私は「目先の目標達成」だけを追いかけていました。

「会社をやめて独立したい。そのためには稼ぐスキルを身につけないと……」
 いつもそう思っていました。短期目標としては間違っていないのですが、しっくりきていなかった。努力はするものの、目標に向かって進んでいる様には思えなかったのです。

「本当にフリーで仕事していけるだけのスキルが身につくんだろうか? このままではいつまでたっても目標は達成できないのでは……」

 悩んだ結果「独立したあと何をしたいのか」の目標設定が曖昧だったことに気がつきました。

「だから頑張ろうとしてもパワー不足だったんだ。もっと先のことを考えないと。1年後、2年後……いや、もっと先のこと。そもそも『人生の目標』って何だろう。考えたこともなかった……」

 考えて考え抜いてたどり着いたのが

生きた証を残したい。そのためには生涯かけて継続して続けていく『志』が必要

という考え方でした。

 誰でも「この世に生まれたこと」には何らかの意味がある。

 こんな私でも「志」を高く持って進んでいけば、僅かでも世の中にプラスの影響を与えられる。生きた証を残していける

 ライティングを通じて一人でも多くの人を元気にしていく 

 これを「志」として考えるようになった途端、行動スピードが加速度的に上がってきました。「志」に従って一貫性を持って継続すれば成功につながる。このことを意識しながら、目標達成を一つひとつ積み重ねていきたいと考えます。

3)自分の幸せ、大切な人の幸せ、みんなの幸せを意識する

A:自分さえ良ければいいと考えて行動する人
B:自分も含めた「地球上のみんなが幸せになってほしい」と考えて行動する人

 どちらが幸せになれるでしょうか?

 もちろんBの人ですよね。人はひとりで生きているわけではありません。まわりの人を助けて、まわりの人に助けられる。持ちつ持たれつの関係が存在しています。

「自分さえ良ければいい」と考える人は誰からも助けてもらえません。一方で「みんなの幸せ」を考える人は沢山の人から共感してもらい、それが大きなパワーになって成功につながっていきます。

 自分のことだけでなく、広い視野で物ごとを見る。「みんなの幸せ」を意識しながら一歩ずつ進んでいくことを意識したいですね。