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頑張ってる。でも報われない……なぜ?
SNSやブログなどで発信していると、
「頑張って発信しているのに、全然広がらない。反応もイマイチ」
そんなことありませんか?
文章を読んでも特に悪いところが見当たらない。
むしろ「いい文章」。それなのに……
その原因をお教えします。それは、見た人が「あなたの文章」に関心がないから。
「そんなこと言われたらミもフタもないよ……」
そうです。
身も蓋もないことを言ってますよね。はい、すいません。でもそれが事実。
なぜなら、現代人が1日に触れる情報量は江戸時代の一年分、平安時代の一生分。とてつもない量の情報が人々のもとにやってくるのです。その情報をすべて受け取っていたら疲れてしまいます……というより、受け取ること自体不可能ですよね。
だから、私たちはネットで「情報」を目にしたら3秒以内に「読むべき情報」なのか「読む必要のない情報」なのかを判断します。そして、大半の記事は「読む必要のない記事」にされてしまうのです。
あなたが時間をかけて真剣に書いた記事。それが一瞬のうちにスルーされる情報となっていきます。
「さびしいなあ~」
そうですよね。だから少しでもスルーされないようにしたいですよね。
記事を読んでもらうために大切なこと
あなたの書いた記事が、読んだ人にとってものすごく役に立つ「100%得をする情報」だっとします。
「こんな素晴らしい情報を無料で教えるんだから、みんな喜んで記事を読んでくれるはず」
そう思って記事をアップしました。さて、どのくらいの人が読んでくれるでしょうか?
おそらく誰も読んでくれないですよね。記事の全部を読まないと「役に立つ情報」ということがわからないのですから。
「そうか。じゃあタイトルで『役に立つ』記事っていうことをアピールすればいいんだ。車についての記事だから『車に関する役に立つ情報』ってタイトルにしよう」
当然、結果は同じ。誰も読んでくれないですよね。
とても「役に立つ情報」とは思えません。
『車に関する役に立つ情報』というタイトルがなぜいけなかったのでしょうか?
一番の理由は「心に刺さらない」からです。3秒以内に「読むべき情報」と判断してもらうためには
・この記事、まさにオレが悩んでいることについて書いてあるんだ
・私が好きな◯◯の記事! 読んでおいたほうがよさそうね
・え、本当に? これ、読んでおかないとヤバイかも
記事を目にした人の「知りたい感情」をMaxまで引き上げる。そのためには「刺さる言葉」が必要なんです。
「刺さる」ってどういうこと?
刺さる言葉……。よく使われる言葉ですが、どうすれば確実に相手に刺さるのか? 難しいですよね。
訪問販売でマンションを売っているセールスマンを想像してみてください。
そもそもマンション販売のターゲットってかなり限られている。100人中99人は門前払いで、話を聞いてもらうどころか扉を開けてすらくれない。
扉を開けてくれた人の中で、ちゃんと話を聞いてくれる人はさらに少ない。
その中でもほんの僅かな人だけが数千万円するマンションを購入してくれる。
購入してくれるまで「遠い道のり」ですよね。
でもそんなマンションのセールスマンも、売上を上げる人は月に何部屋も売っている。
なぜ売れるのか……
それは、相手に合わせた話ができるかどうか。
自分が「売りたい」気持ちが全面に出てしまったら門前払い。でも、お客さんが「聞いてみたい」話でひきつけられれば、扉を開けてもらえる。その後、具体的な販売の話につながっていきます。
セールスの話を例にしましたが、ブログやSNSでの投稿も同じこと。
ポイントは
①相手のことを想像する
②相手が飛びつきたくなるような話題が何なのかを想像する
③相手が飛びつきたくなる「刺さる言葉」を使って相手の気持ちを惹きつける
では、どうやったら刺さる言葉を使えるのか?
あなたの発信にどう生かしていけるのか?
次回以降の投稿でお話していきます。お楽しみに。